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Unreal EngineでのOpenFOAM結果可視化フロー開発
OpenFOAMで計算した結果を、Unreal Engineで可視化できる形に変換するスクリプトの開発

Unreal Engineでの可視化例(固体・流線)

Unreal Engineでの可視化例(等値面)
課題
OpenFOAMで流体計算を行った場合、ParaViewで可視化を実施することが一般的です。
ParaViewは可視化に十分な機能を備えていますが、ビジュアル面ではゲーム制作で用いられるような3D可視化エンジンには劣っているという課題が存在していました。
開発内容
以上の課題を解決するために、OpenFOAMの計算結果を代表的な3D可視化エンジンであるUnreal Engineで可視化するためのフローを確立し、必要な変換スクリプトを実装しました。
結果として、上記の画像のように、ParaViewで可視化できるほとんどの対象(固体、断面での描画、等値面、流線など)を、Unreal Engineでよりリアリスティックに描画することが可能になりました。
技術詳細
変換フローはおおむね以下のように構成されています。
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通常どおり、OpenFOAMの計算結果をParaViewで可視化します。
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ParaView上でPythonスクリプトを実行することで、x3d形式のファイルを出力します。
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Blender上でPythonスクリプトを実行し、x3dファイルをfbxファイルに変換します。
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Unreal Engine上でPythonスクリプトを実行し、fbxファイルをロードして可視化を行います。
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